Q&A
公開日: 2023.12.08
株価評価について
Q1.自社株はどうやって評価しますか?
A.会社の資産と負債を時価で評価する純資産価額方式、同業の上場企業と比較して株価を算定する類似業種比準価額方式が原則です。
なお少数株主は特例的評価方式として配当により評価する配当還元方式があります。
Q2 .自社株評価にはどんな資料が必要ですか?
A.下記の資料が必要です。
会社の資産、負債の額を把握するための決算書3期分、土地や建物の評価のための登記簿謄本、固定資産の評価明細書、契約中の生命保険証書のコピー等が必要です。
Q3 .自社株評価はどんな会社が必要ですか?
A.下記のような会社が必要になります。
ここ数年の業績が好調で、利益・配当金を多く計上している会社や、会社の財産に、取得した時よりも値上がりしている土地・建物を所有している会社等が挙げられます。
Q4 .自社株評価をした後はどうするのですか?
A.下記の通りとなります。
会社の経営権を後継者にスムーズに移転させるために、①譲渡、贈与などにより自社株を早期に移転させる、②自社株式の価額の引き下げ、③納税猶予制度の適用等の対策を検討します。